今が旬のブレード&仮想化!しか〜し落とし穴発見!!o......rz

いま、ブレードサーバ(HP社)&VMware ESXiという結構旬な組み合わせの導入をしています。

そこで思わぬ事態が2つほど。

日本HP社のブレードサーバ向けエンクロージャであるC3000というモデルがあります。
実はそれに内蔵しているCD/DVDドライブがESXホストで認識できないという問題が発覚。
そうなると当然ゲストマシンでもC3000内蔵CD/DVDは使えない事になります。
対処方法の一例を書いときます。
尚、私が使っているVIクライアントは英語版です。>忙しくてまだ日本語化してないwでも大きな問題はないです。

前提:必要に応じて仮想マシンBIOSの設定でCDブートの優先順位を調整しておく。

1.
ゲストのCD/DVDの設定をVIクライアント(VMware社提供の仮想環境の管理ソフト)をインストールしているマシンのローカルデバイスを使う設定にします。
2.(OSインストール等でCD/DVDをブートで使いたい場合)
そのままブートすると一旦PXEブート状態になりDHCPでIPを拾いに行く状態になるはずです。
その時にメニューバーで「ConnectCD/DVD」のボタンを押して緑の「レ点」が表示されるようにしておきます。(文字が「DisConnect〜」になりますがもう一回押すと切り離されるという意味です)
このときCD/DVDドライブかISOファイルを選択できるはずです。
当然ISOファイルの方がパフォーマンス的には有利です。

3.(OSインストール等でCD/DVDをブートで使いたい場合)
「Ctl+Alt+Del」をゲストマシンに送信します。(「再起動」じゃダメです)

4.
で、次のブートで。。。。じゃじゃ〜〜ん見事CD/DVDでブート開始!

おいちゃんはこれで1日損しました。。。。。。(/_;)
※上記方法はメーカを引き込んでの方法ですので大きな間違いはないと思います。

さて、次の問題。。。。。

じつは上記操作を行う際にはWindowsVista上で問題が起きます。

「Ctl+Alt+Del」の送信を行った後のブートで「エミュレーションモードで挑戦しろ!」とダイアログボックスで文句を言われます。
BIOS起動中におきますのでもうそこからはどうにもできません。
OKボタンを押してもまたメッセージ。。。それが延々んと・・・・・・・・(@_@)
そうなると仮想マシンの電源ボタンを押さないと終息しません。

で、対処方法(また佳代w

VIクライアントのexeに対して互換性の設定をします。
「互換性」タブを開き、「互換モード」欄の「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック
OSは「WindowsXP ServicePack2」を指定
そして忘れてならないのが
「特権レベル」欄で「管理者としてこのプログラムを実行する」
にチェックを入れることです。

以上でなんとか使えるようになりました。

hp社もVM社ももうちょっとこういう情報を公開してほしい。
せめてベンダーに伝えてほしい。システム構成図でもいいから載せて!!!
売る際には構成設計をするんですがその時にメーカにも相談するわけです。
今回はそういった情報はなかったです。
でも、事例ではあるそうです。。。。。(/_;)

特にC3000の問題は製品を売る際に重要な情報。
エンドユーザに直接箱売りして「使えないもの売るな!」なんて文句言われるのはSIerですからね!

まあ、両メーカ同士も認識している問題だそうなので今後何らかの解決を見ることとは思いますが当面は気を付けた方がいいですね。


どうもUSB接続なCD/DVDがネックみたいな気がしてなりません。
C3000の内蔵デバイスはどうもUSB接続っぽいし。。。
※USB接続って限定的でまだ、ESXではあ・や・し・い・・・。

そうそう、C7000でも同じ事が起こらないか来週やってみる予定www
C7000は内蔵ドライブがないので必然的に外付けUSB接続のCD/DVDドライブを使う事になります。
サーバブレードに直接USBのCD/DVDデバイスを接続した場合にどうなるかも検証できるかな?

てなわけで、超現場ネタでしたw