VM ware Server上でMSCS

たまには技術的なメモを書いときます。
とある仕事でクラスタを組む事になりました。

主な構成は
OS・・・WindowsServer2003R2EnterpriseEditionSP1
DBMS・・Oracle10g
の2ノード構成です。

WindowsNT4.0やWindows2000Serverではお世話になっていた
のですがWindowsServer2003でMSCSは組むどころか触った事
も今までありませんでした。

まあ、概念的な部分は変わっていないとは思ったのですが
そこは「小心者」なおいちゃんです。
どうにか事前に一回触っときたい。。。と言う気になります。

そこで出番です
ちゃんちゃちゃちゃん(ドラえもん風)
VM Server」

既にVISTAの検証とかOffice2007の検証に仕事PCには導入済み
でした。
しかしながら実際のサーバと違うので仮想ハードの構成をどう
したら良いのか皆目見当がつきません。
とりあえずNICを追加した形で仮想サーバを準備。
OSも淡々とインストール。
ドメインに参加させたい所ですが私のPCで3台以上ゲストを立ち
上げるのはちょっと無理。。。動くけど。。動くだけ^^;
仕方がないのでクラスタノードになる予定のゲストをDCに仕立て
上げました。
とまあ、ここまでは極々普通のWindowsドメイン環境の構築。

次にいよいよクラスタの構成です。
まずは共有させるディスク。。。
普段ならそれなりの共有デスクアレイがある所なのですが。。
今回はVM上でのクラスタ。。。
共有ディスクはどう見立てるんやろ。。。と必死にググ開始w

VM」「MSCS」 等々のキーワードでPASSJの松本さんのブログに
ドンピシャな書き込みを発見!!
ナイスです、ナイス過ぎます(古
http://blogs.sqlpassj.org/matu_tak/archive/2004/05/13/2153.aspx

書かれた時期が2004年なので多少バージョンは違いますが中身を
眺めるとそんな違いは無し。
一か八かで書かれてあったvmxファイルの中身を流用させて頂き
ました。
※英語の記事もありましたがそれは参考程度にw

するとどうでしょう固有の情報(ファイルパス名等)を書き換える
程度でゲストは動き出しました。
ノード1を起動し共有ディスクをベーシックでフォーマット。
その後ノード1上でMSCSの構成開始。
ウィザードに従って設定を行っていくだけで構築完了。
早。。。

続いてノード2起動。
同じ様にウィザードを起動し今度はノードの追加を行います。
物の数分で終了。。。

ためしに「グループの移動」をしてみると。。。。
おお。。。ちゃんと移動した。。。。
共有ファイル(X:)がちゃんとノード2で見れるw
いや。。上手く行けば普通の事なんですけどね。。。

と、そこでハートビートの構成をするのを忘れていましたw
慌てて(そんな必要ないけど)ハートビートの環境を設定。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;258750

次にノード1を強制シャットダウン。
上手く行くやんw

さて、次はOracle10gをインストールしてOFS設定です。
RACじゃないところが味噌w

では